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イボ痔の治療はどうするの?
イボ痔(じ)とわかったとき、治療はどうするのか。まず思い浮かぶのは、薬での治療だ。坐薬や軟膏などのテレビコマーシャルを見ていると、すぐにでも治る気になってくる。確かに症状が軽い場合は、直腸の方にできる内痔核も肛門(こうもん)側にできるが外痔核も薬で治まることが多いが、はれが大きくて痛みが強い外痔核や、肛門に戻らなくなった内痔核のように症状が重いと、切除などの処置や手術が必要になる。 内痔核の場合、よく行われるのが、硬化療法といわれる治療と、結さつ療法といわれる治療だ。このうち硬化療法は、硬化剤という薬を痔核の静脈に注射して痔核を壊死(えし)させる。一方、結さつ療法は輪ゴムで痔核の根元を縛って、腐らせて落とす。どちらも外来でできる処置だが、再発の可能性があるのが難点だ。 そのため、完全に治療するには痔核に血液を送っている血管をしばって痔核を切除する手術が必要だ。一般の病院では二週間ほどの入院がいるが、肛門科だけの専門の診療所では入院せずに手術が受けられるところもある。一方、外痔核の方は内痔核に比
べて治療法は単純で、局所麻酔で痔核の中にたまった血の塊を取り除く手術ですぐに治る。まずは専門医によく相談しよう。
(平成8年5月4日) |