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ごま仙人のちょっとだけよ | ![]() |
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わしはごま仙人じゃ。もう何千年も生きておる。 これからわしの知っておるごまの知識をちょっとだけお話しようかのぉ。 ごまというのはゴマ科、ゴマ属の一年生草木でアフリカのサバンナが原産といわれておる。下から上へ登る様に開花していき、種子がぎっしり詰まったさく果ができる。種子が成熟するとさく果は「パリっ」とか「ピシャ」と音がなって開裂。この様子からあの世界的に有名な呪文、「開け、ごま!」ができたと言われておる。 History Of ごま 歴史的に見るとごまというのは大〜変歴史の古い食物で、なんと紀元前三千年頃には古代オリエントの国々ですでに栽培されておったのじゃ。 古代エジプトでもミイラの仕上げにごま油を使って防腐剤にしたり、クレオパトラが化粧の下地に使ったりしておった。 また、パピルスという世界最古の紙にはごまの効用が象形文字で書かれておったり、古代ギリシャでは医学の父ヒポクラテスが「ごまは活力を生み出す優秀な栄養食品であ〜る。」と言っておったのぉ。 アジアにおいても黄河文明の頃には栽培が始まっており、世界最古の薬学書といわれる『神農本草経』にも 「気を増し、肥肉を長じ、髄脳をみたし、筋肉を堅くし、耳目を明らかにし、肺気を補い、心驚を止め、大小腸を利し、久しく服すれば老いず。」 つまり不老長寿の秘薬と書かれてあるのじゃ。 Name Of ごま ごまというのは漢字で「胡麻」と書くのは知ってのとおりじゃ。 実は名前はこの漢字に大きく関係しておる。 紀元前一世紀頃、漢の国(今の中国)の「ちょうけん」という人物が中国の西方の国「胡」(今のペルシャ)から持ち帰った食物を「麻」の実に似ている食べ物ということで「胡」の「麻」、つまり『胡麻』になったのじゃ。 日本に伝来したのはいつだったかド忘れしてしもうたが、縄文末期の紀元前千二百年頃の遺跡には種子が発見されており、奈良時代には栽培も始まっておった。 しかし食用とされたのは平安時代からじゃがな。 Energy Of ごま ごまというのは昔から「食べる丸薬」とか「不老長寿の秘薬」などと言われておる。と言うのも、ほんとに豊富な栄養を持っておるからじゃ。 精進料理としてのごまとうふは大変有名じゃが、それもそのはず。 僧侶たちはごまとうふを食べることによって、人間に必要な栄養をとっておったのじゃ。 精進料理の質素な食事の中に含まれたごまとうふが、滋養強壮、不老長寿のまさに食べる薬となっておった。 大袈裟に言うと、仏教の発達にはごまとうふは必要不可欠だったのじゃ。 ごまは小さな一粒に、脂肪、タンパク質、カルシウム、鉄分、リン、ビタミンB1、ビタミンEなどたくさんの栄養素を含む健康食品でひじょうにエライのである。 では、「具体的に効用は?」というとたくさんあるのじゃが、 『コレステロール値を下げる、動脈硬化を予防、老化防止、神経伝達の調節、筋肉の萎縮の予防、肺胞を丈夫にする、消化液の分泌促進、成人病予防』など、他にもいっぱいあるのじゃ。 コレステロール値を下げるというのは、ごまの中に含まれる脂肪分に大きく関係があるのじゃ。 脂肪と聞くと「太る」というイメージじゃが、心配御無用。 ごまの脂肪はそのほとんどが「リノール酸」「リノレン酸」といった体内で作ることのできない「不飽和脂肪酸」で、健康にはとてもいいのじゃ。 このリノール酸、リノレン酸がコレステロール値を下げ、動脈硬化の予防に役立つのじゃよ。 だが残念なことに不飽和脂肪酸は酸化しやすく過酸化脂質を生じ易い。 じゃが、またまた心配御無用。 ごまは「抗酸化作用」をもつビタミンEを多量に含んでおり、また、ごま特有の「セサモール」、「セサミン」、「セサモリン」という抗酸化物質も持っておる。 ここが非常に重要なところで、「老化」というのは過酸化脂質が人間の細胞膜を酸化させ正常な働きができなくなることが原因であり、この過酸化脂質の生成を防ぐというのだから、ごまは非常にエライ!! 次にごまのタンパク質であるが、これはヒスアミノ酸を含む良質のタンパク質で、このヒスアミノ酸が脳の中の神経伝達物質をつくる材料となるので、食べることによって脳の働きをよくすることができるのじゃ。 リン、鉄分といった微量栄養素で低血圧の人にも効果覿面で体にも、美容にもいいのじゃ。よくお坊さんは長寿だ!というイメージがあるが、それはズバリ「ごまとうふ」のおかげなのじゃ! ちょっとだけ。のはずが長くなってしもぉたが、ごまにはまだまだ隠されたパワーがある。 それはここで説明するよりも、皆さんが角濱の「ごまとうふ」を食べて体験してくだされ。 |
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