温泉入浴法のいろいろ
温泉とのつきあいのなかで日本人は温泉が身体に有効にはたらきかけることを経験的に知り、単に温泉につかるだけでなく独特の入浴方法を生み出したと考えられます。入浴法として「全身浴」「部分浴」「特殊な入浴」の3つに大別することができます。
全身浴
全身を温泉に浸らせる方法でさらに『半座位浴』と『寝湯』に分けられます。
半座位浴…比較的深い浴槽に半座位(中腰)または座位で入浴する方法。入浴温度の差によりさらに、高温浴、温浴、微温浴、寒冷浴に分けられます。
寝湯…37℃前後の比較的低温の浅い浴槽に横たわって長時間(20〜30分)入浴する方法です。
部分浴
身体の一部分を温泉に浸らせるまたは、浴びる方法で該当する部分により『かぶり湯』『打たせ湯』『腰湯』『足浴』『鯨噴浴』『歩行浴』があります。
かぶり湯…頭部や首筋に温泉をかける方法。入浴初期の血圧上昇の防止や脳貧血予防に効果があります。
足浴…足の部分だけを温泉に浸らせる方法です。入浴部分の血流を改善し、冷え症・下肢の血液循環不全に効果があります。全身浴にくらべて体力の弱っている人でも可能な入浴方法です。
特殊な入浴
「泥湯」「砂湯」「温泉蒸気浴」「温泉熱気浴」など |