避妊・去勢手術のすすめ動物は、人間の良き伴侶として、心に豊かさを与えてくれます。人も動物も、いきているものすべてが調和して、幸福に暮らすことこそ、私達の理想の世界です。それには、まず身近にいる動物とのかかわり合いを、楽しく快適なものにしていきましょう。
その第一歩を実行するために、飼い主の方に繁殖させるというはっきりとした意志がない場合は、雄雌ともに不妊手術をすることを、お勧めします。
| 雌犬、雌猫の場合 | |
| この手術は、お腹を切開して、卵巣・子宮の両方を取り出します。 従って、壮年期に多く見られる、“子宮蓄膿症”“子宮内膜炎”など雌に特有の、生殖器系の恐ろしい病気が、すべてなくなります。又、初めての発情が来る前にこの手術を行うと、比較的多発する“悪性腫瘍である乳癌”にもかかる心配がなくなります。 そして被毛のつやが良くなる、発情下におけるストレスにさらされなくなる等、この手術の長所は、犬や猫の健康につながることばかりです。 | |
| 雄犬、雄猫の場合 | |
| この手術は、睾丸を両方取る手術で、お腹を開くこともなく確実性があり、簡単に短時間でできます。睾丸を取ることによって、雄犬に多い“前立腺肥大”“前立腺癌”等の病気を防ぐこともできます。又、雄犬の発情中に、夜間遠吠えをして困るというような、飼い主の方の悩みも解消します。 |
| Q: | 不妊手術をする最適な時期はいつですか? |
| A: | 雄は8〜9カ月、雌は5〜6カ月が最適です。 |
| Q: | 不妊手術をすると、肥えて動作が鈍くなったりしませんか? |
| A: | これはよくある誤解ですが、雄雌共に言われている手術後の肥満というのは、ホルモンの問題によるものではなく、要はカロリーの取り過ぎによるものです。従って、手術をした後も、以前からの食餌の量を一定に保ってさえれば、決して肥満体になることはありません。 |
| Q: | この手術は、かなり費用のかかるものではありませんか? |
| A: | そうとは言えません。卵巣子宮摘出術は、開腹手術ですから、人の病院で行われている開腹手術と全く同じように、完全な無菌操作を必要とします。獣医師は、不妊手術は公共のサービスとして行うものであり、これらから利益をあげるものではないと昔から考えています。従って、手術費は全身麻酔、手間、手術器具の滅菌などにかかる実費です。 |
| Q: | この手術は痛くありませんか? |
| A: | 全身麻酔で行いますので、全く痛くありません。 |
| Q: | 手術後の管理が必要なのですか? |
| A: | それにはおよびません。雄の場合は、創口も小さく比較的簡単な手術ですから、麻酔の覚醒さえ確認すれば、その日のうちにも帰れますが、雌の場合は、おなかを大きく切って卵巣と子宮をすべて取り出すという、かなりの開腹手術になりますので、もちろん術後の管理はきっちりとしなければいけません。当病院では、雌の避妊手術の場合、1日の入院及び管理は手術費用に含まれておりますのでご安心ください。 |
| Q: | 手術に連れて行くのに何か準備はいりますか? |
| A: | 病院に連れて来られる前日までに、電話で予約してください。そして、手術が決まった当日は、朝から食餌と水を与えないで午前の診療時間内(AM9:00〜12:00)に入院させてください。 |
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