当犬舎の豆柴の血統書は現在、日本社会福祉愛犬協会(KCジャパン)の血統書をお付けしています。
2008年にKCジャパンにおいて豆柴の血統書が公認されました。
wikipediaにも当犬舎の豆柴が主となり豆柴が日本において公認犬種となったその経緯が簡単に記されていますが、厳格な基準を定め合格した豆柴認定犬にのみ豆柴の血統書が発行されます。
最近のペットショップには「豆柴タイプ」「豆柴サイズ」などと表示し、柴犬を販売していますが、「豆柴」ではありません。
血統書も柴犬なので、大きくなっても文句も言えませんし、柴犬よりは少し小さいという位の曖昧なものです。
昔から豆柴購入による被害が多く報告されていますが、そういった被害のもとを生んでいるのは「柴犬」で血統書を発行しながら「豆柴」といいい販売する業者がいるからです。
大きな団体は豆柴は認めないと言いながら、血統書は柴犬で発行し、豆柴で売ることに関しては沈黙しています。
「当団体の発行する「柴犬」は豆柴として販売してはならない。」
と規約変更するだけなのにそれすらできません。
また、豆柴の中でも「豆柴」「極小豆柴」「超極小豆柴」と様々な名称が増えてきましたね。
これはあくまでもサイズを区切るために利用されている感じです。
当犬舎ではサイズを区切り呼び名を変えるということはしてません。
豆柴の血統書には代々の先祖の体高が記されています。
両親とその祖父母(2代租)6頭全部が豆柴体高検査に合格しないものは豆柴の血統書は発行されません。
そしてその子も生後1年を過ぎると豆柴体高検査に合格しないと豆柴としての血統は維持できません。
血統書には先祖の体高も記載され続けてゆきます。
しかし、「柴犬」の豆柴サイズ、豆柴タイプの子たちは、先祖の大きさすらわかりませんので、たまたま小さく生まれた柴犬を「豆柴」ですと販売するわけです。
大きくなっても血統書は柴犬ですし、両親も柴犬ですから当然大きく育つ可能性は大きですね。
日本社会福祉愛犬協会(KCジャパン)の血統書のなかでも、
豆柴に関する血統書は2種類あります。
第一段階
犬種
柴犬(豆柴認定犬)(未審査)か 柴犬 (豆柴認定)(○○cm)
第二段階
犬種
豆柴(未審査)か、豆柴(○○㎝)
どうしてこんなにややこしくする必要があるか?これをまず説明します。
未審査とは、体高検査を受けていないことを示します。
豆柴体高検査を受けなければ、豆柴としての血統書を維持できません。
「豆柴体高検査を合格しなくても小さいからいいじゃないか!」
このようなものでは柴犬を豆柴といい作出するのと何も変わりません。
また小さな柴が代々生まれる系統というのは確実にあります。
そういう子を普通の柴の大きさに戻す努力をするのではなく、小さな子は小さいまま保存してゆくことが良いと言えます。
しかし、先祖もわからぬまま「この子は代々小さいんですよ。」といわれても「では豆柴ですね。」と認めるわけにもゆきません。
なので、きっちりと血統書に成犬時の体高を記載し、代々と証拠を残してゆきましょう!
というのが、柴犬(豆柴認定犬)の時期です。第一段階ですね。
①柴犬(豆柴認定)の血統書
この血統書は当該犬自体は豆柴体高検査に合格していますが、先祖は豆柴体高検査をしていません。
もしかすれば次世代に大きな柴になるかもしれません。
そういう系統であるならば豆柴にはなれません。
厳密に言えば豆柴認定犬の時代であればまだ固定化が完全に認められてはいない。とも言えます。
②柴犬(豆柴認定)の血統書(先祖の6番が未審査です)
この血統書は先祖も数頭認定に合格していますが、母の母⑥番が未審査です。
なので、2代租全頭豆柴体高検査合格の条件を満たしていませんので犬種は柴犬のままです。
そして、代々と豆柴認定犬と認めてもらえれば「固定化ができていますので、豆柴ですね」
となります。第二段階ですね。
③豆柴血統書
この血統書は先祖すべての体高検査が合格になっていますので、犬種を豆柴へと変更ができます。
見えている先祖すべてが合格していますので、固定化率を考えればより固定化されているという証明ですね。
認めてもらえるといってもパッと見て判断するわけではありません。
体高検査員という、試験に合格した人に、生後一年以降になれば体高の測定をしてもらわなければなりません。
これにパスできなければ「豆柴」にはなれません。
また、②血統書のように先祖2代租の中に豆柴体高検査に合格していない子がいても「豆柴」にはなれません。
その場合はまだ柴犬(豆柴認定犬)となります。
早い話が豆柴候補生ですね。
自分と、その両親と、その祖父母すべてが豆柴の豆柴体高検査に合格すれば
晴れて
犬種 豆柴
と成れるのです。
しかし、中には隔世遺伝(過去に大きくしようとし、大きな柴の因子を隠れ持つ系統など)の出ることもあります。
豆柴体高検査にも合格はできません。
この場合、当該犬の子孫は犬種柴犬に戻ることになります。
第一段階からのスタートです。
こうして一匹一匹の体高を測り、一匹ずつ血統書に体高を記載し、駄目なものは豆柴にはなれないと、厳格な基準を作り固定化を進めているのが本当の豆柴です。
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