維持管理等級とは排水管・給水管・ガス管の全面的な交換が必要となるまでの
期間内に実施される点検・清掃・補修のし安さをいいます。
等級1は2・3に満たないものであり、現状では法的な基準がありません。
等級2は
イ 配管をコンクリート内に埋め込まない(基礎立ち上がり貫通部を除く)
ロ 地中埋設管上にコンクリートを打設しない(外部土間コンを除く)
等級3はイ・ロに加え
ハ 排水管に掃除口又は清掃出来るトラップを設置する
ニ 設備機器と給排水管の接合部が隠蔽されている場合、点検清掃の
出来る開口を設置する
となっています。
私個人の感想ですが、給湯管は別として、給水管は埋めこんでも支障ない
様に思います。露出配管してその後の工事で配管に釘が刺さったり、冬場
凍結した事故は数度経験してますが、埋め込んで事故が発生した経験があ
りません。竣工前に圧力テストを行い漏れが無ければまず大丈夫です。
排水管も熱湯を流したりすれば、耐熱ビニル管を用いないと垂れ下がって
しまい、逆勾配になる恐れがあります。掃除口さえとればコンクリート内
に埋設する方がローコスト的だと考えます。
給湯管は断熱被覆した銅管が主流で、継ぎ手がハンダで止める為、継ぎ手
部分に熱湯が流れた時、膨張応力が集中します。ここがコンクリート内に
埋設されていれば、自由に動けず膨張収縮を繰り返す内に破断してしまい
ます。私も一度マンション現場でこの手の事故を経験しています。
ガス管も一応ライニング鋼管から樹脂系の管に変わり電食(イオン化傾向
により水に触れると腐食していく事故)の心配は無くなって来ていますが
ガス業者の責任施工の色合いが強いので逐一打ち合わせをしながら工事を
進めるのが一般的です。