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制震構造

耐力壁内に制震ダンパーを設け、地震力によって発生する建物自体の地震力
の増幅を抑え込む工法。先程の重力加速度の減衰を意図したもの。

耐震構造の場合建物自体の地震力の増幅効果は1.5〜2.5倍になりますが
制震構造は、1倍程度に納まります。しかし、増幅を抑え込む力はあっても
地震力そのものを減衰させる効果はありません。

一般的な制振構造モデルです。
筋交いを固定しているのがダンパーで、ダンパーの中に筋交いをルーズに固定する装置が設けてあり、地震力に対し緩慢に作動する事により、地震の衝撃力を減衰させようととするものです。

色々な制振装置が開発されていますが、面震構造に比べ、コストは抑えられているものの、耐震構造に比べ割高になっています。

建物に対するダメージも耐震構造より優れているものの面震構造より劣ります。


地震が発生しました。

地面が左から右に動いています。
耐震構造と同じく、建物は左から右に押された様に見えますが、耐震構造に見られる様なしなりは見えません。
ダンパーが機能し、建物のしなりを押さえ込んでいる為です。

耐震構造に比べて揺れ幅は少ないですが、地震力そのものを減衰させる効果は無く、家の中の家具等が転倒する危険は残されています。