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吉見Drの「健康について考えよう」シリーズ

風邪 2002年3月1日
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 今回地域新聞マイライフさんの紙面をお借りして数回に亘り健康について述べてみたいと思います。風邪、頭痛、肩こり、腰痛、癌、糖尿病そのほか皆様のご要望にもお応えしようと思っています。
 第一回目は今が盛りの我がもの顔でのさばる風邪についてお話します。
 我々の体は気候により常に侵される運命にあります。
風、寒、暑、湿、燥、火と季節により異なる外気が常に我々に襲いかかっているのです。この6つを六気、六淫、六邪と呼んで、これらは体表や、口、鼻から浸入して我々を侵そうとしています。
 寒では冷えに起因する病気があり、暑では暑気当たり等熱性の病気になり、湿では体がだるいとか、重いとか関節痛になり易く、燥では乾燥し過ぎて喉を痛め、充血したりウイルスの繁殖につながる等々です。
ところで本題の風邪ですが、六気の中では一番厄介者である「風邪は万病の元」と云われるように色々な病気の源となっている、にも拘らずあまり重要視されずむしろ風邪だよと軽んじられる傾向があります。しかし、これが原因で喉を痛め扁桃炎になったりと色々な病気の起爆剤になっているのは事実。しかも統計によれば私たちは平均10日に1度風邪を引いているそうだ。
 では風邪は一体何処から引くのか?前述の通り体表からであれば背筋がゾクゾクすると云うように背中からです。医学的に云えば頚椎七番(隆椎)と胸椎一番の間(首を前に曲げると一番開く)からの浸入が多く、ついで口、鼻です。従って風邪を引いた時は首筋(頚椎七番前後)を温める事が大切です。更に熱がある場合は熱を外に出さなければなりません。汗を出す事です。昔は卵酒を飲んで布団をかぶり、汗を出して下着を二・三回交換すると治ったものです。
 今からでは遅いかも知れませんが、気候が暖かくなったら風呂から上がる時は熱い湯と冷たい水を交互に体に掛け、体を外気の変化に対応出来るように慣らしておくことです。これを毎日続けると殆ど風邪などひく事はありません。
 私はここ十年間で一度ひいたきりである。何故なら引きそうになっても風呂で汗を充分出し(体の中の熱を外に出す)、熱い湯と冷たい水を何度も繰り返し掛けていると、すぐ元気な体になるためです。
 暑気当たりとか寒気がするといいますが、風は一番の要注意ですから、わざわざ邪の字を付け「風邪」と書いてカゼと読んだのです。

マイライフ新聞に掲載
《発行所》マイライフ新聞社
《発行日》毎月1日・15日(2回発行)
《配布地域》大阪府枚方市・交野市・寝屋川市・京都府八幡市

 

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